アベンジャーズ・エンドゲームの全未公開削除シーン解説

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アベンジャーズ・エンドゲームのDVDおよびブルーレイには多くの未公開削除シーンがボーナスとして収録されています。そこで全てのボーナスシーンを解説いたします。

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ペッパー・ポッツとトニースタークのシーン

サノスを倒してからというもの地球に平和が戻り、トニースタークとペッパーポッツは自然に囲まれた別荘でのんびりと暮らしていました。

ある日、ペッパー・ポッツがキッチンに立っていると、そこにトニースタークがやって来ては、料理の中に庭のゴジ‐ベリーが入っているかい、と聞きます。

するとペッパー・ポッツはゴジベリーはあなたのアルパカが全部食べてしまったわよ、とあきれたように言うのでした。

トニースタークは、アルパカは俺のじゃなくて、みんなのアルパカだろ、と言いながら、料理の中に何かをスパイスのようなものを入れようとしますが、ペッパー・ポッツにやめてと注意されてしまいます。

そして早くキッチンから出て言って、それとあと5分でゴハンができるって娘に伝えてきて、と追いだされてしまうのでした。

このシーンは家族が幸せに暮らしている風景を描いた微笑ましい一コマになっています。しかしメインのストーリーとはそれほど関連性や重要性がないためカットされてしまったのでしょう。

ロケットの突っ込み

続いてアベンジャーズたちがデスクを囲いながらみんなで映画アベンジャーズでのニューヨークでの戦いのときの映像を振り返っています。

そのときロケットが、何時間こいつらと戦ったんだ、とみんなに聞きます。すると、ブラックウィドウが2,3時間ぐらいかなと答えるのでした。

すると、ロケットは、チタウリなんて宇宙で最もひどい軍隊なのに、なんですぐにマザーシップを撃ち落とさなかったんだ? と突っ込みを入れるのでした。

図星を付かれたほかのメンバーたちは返す言葉がなく、キャプテンアメリカが、知らなかったんだよ、と答えるのがやっとです。すると、ロケットは、知らなかっただってといいながら爆笑します。

それを聞いていたアイアンマンが突然席を立ち、自分たちを馬鹿にしたロケットの毛をバリカンで剃ってしまうのでした。

このシーンは間違いなく上映されていたら、映画館が爆笑の渦に巻き込まれていたでしょう。なぜトニースタークが突然バリカンを持ち出したのかは謎ですが、あまりにもコミカルなシーンに仕上がっています。

ウォーマシンとキャプテンアメリカ

もう一つのシーンでは、ウォーマシンがキャプテンアメリカに映画キャプテンアメリカ・ファーストアベンジャーのときのことを尋ねます。

ウォーマシンはテッセラクトはその後どうなったんだ、と聞くと、キャプテンアメリカは、飛行機が墜落した後に海の底に落ちたよ、と答えます。

すると、ローディは、前から聞きたかったんだけど、なんで飛行機を墜落させなくちゃならなかったんだ、と図星を付くのでした。

機内に爆弾があったからさ、と答えますが、ローディはこれでは納得せず、「どうして墜落させる前に飛行機から飛び降りなかったんだよ?」と問い詰めます。

それに対してはキャプテンアメリカはそれ以上何も答えられませんでした。この会話は、ファンの間でプロットホールだと騒がれている映画キャプテンアメリカ・ファーストアベンジャーのラストを掘り起こしたシーンになっています。

ファンの声に対するアンサーとして作ったこのシーンも見方によってはコミカルに映るかもしれませんね。

ロケットとソー

また、別の削除シーンは、ロケットとソーがアスガルドにタイムスリップしたときの一コマになっています。

ソーが建物の手すりの上に立ちながら小便をしていると、ロケットはどっちに行くんだと聞きます。ソーはえ、何か言ったかと、聞き返しますが、ロケットはこれに対して、見たくなかったけどすでに遅かったよ。ひどいものを見てしまったからね、とソーの小便姿について話すのでした。

そして集中しろよ、とソーにげきを飛ばします。ここからどっちに行けばいいんだよ、と聞くと、ソーはぼっとした様子で分からないと答えます。

なんで分からないんだよ、お前はここに住んでただろ、とロケットが逆上すると、1500年しか住んでないよ、とソーはふてくされるのでした。

このシーンもコミカルなシーンですが、少し下品なこともあり、削除されたのかもしれませんね。

トニースタークとハワードスターク

トニースタークは1970年にタイムスリップし、シールドの基地で父親ハワードスタークと遭遇します。そのときハワードは、君の名前は?とトニースタークに聞きます。するとトニースタークは、すかさずポッツと答えるのでした。

すると、ハワードは俺のもとで働かないか、と提案するのでした。しかしもちろんトニースタークはそんなことができるわけなく、予定がきつくて忙しくてできませんと断ります。

このシーンは親子が意気投合する様子を描いていますね。トニースタークが自分の名前をポッツと答えるなど、ユーモアも含まれていて、とてもいいシーンに仕上がっています。

感動のラスト

そして最後の削除シーンはほかでもない、アイアンマンが力尽きるシーンです。

アベンジャーズ・エンドゲームの本編ではアイアンマンが指を鳴らし、サノスをはじめとする、ヴィランたちを消し去ると、力尽きて今にも息を引き取りそうになります。

それを見たスパイダーマンはすかさずアイアンマンの下に行き、言葉をかけました。続いてペッパーポッツが近づいていき、もう休んでいいよ、といって頬にキスをすると、ついにアイアンマンは息を引き取り、この世を去ってしまうのでした。

そのシーンはそこで終わっていましたが、実はあれには続きがあったのです。続きとは、その場にいたヒーローたちが順番に片膝をついてアイアンマンに敬意を示すシーンのことです。

ホークアイ、ブラックパンサー、キャプテンマーベル、スター・ロード、ネビュラ、ヴァルキリー、アントマン、キャプテン・アメリカ、そしてドクター・ストレンジが膝をついたところで、カメラはズームアウトしていき、感動のシーンは終わります。

ちなみにそのシーンの途中では、行方が分からなくなっていたガモーラがみんなの様子を見つめると、どこかへと一人で歩いていってしまう下りもありました。これにより、ガモーラが生きていたことがはっきりしましたね。

なぜ感動のシーンは削除されたのか

本編ではその後、アイアンマンことトニー・スタークの葬式のシーンへと移ります。つまり彼の死を嘆き悲しむシーンは葬式でも続くため、二つのシーンを比べたときにヒーローたちが一堂に会する葬式のシーンのほうが感動的だという結論に至ったと考えられそうです。

また、削除シーンをよく見ると、ところどころCGIや背景が未完成であることが分かります。例えばウォーマシーンのアーマーが不自然に赤くなっていたり、ハルクの向きがほかのキャラクターたちと違っていたり、と、このシーンが不完全であることを示しています。

そう考えると、撮影後、まだちゃんと編集する前の早い段階で削除することが決まっていたといえそうですね。

さらにガモーラのシーンについては、あえて彼女の行方を謎にすることで、その後のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズを待ちわびるファンたちにとっては一つの楽しみが増える、と考えたからではないでしょうか。

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