「ローグ・ワン」には過去のスターウォーズシリーズのオマージュシーンや関連シーンが満載です。すでに映画を視聴した人のために劇中に隠されていた、ありとあらゆるトリビアと秘密をここで紹介します。あなたはいくつ見つけられましたか?
1、青いミルク
冒頭のシーンで、アーソ一家が静かに暮らしているところに突然オーソン・クレニック率いる小隊がやってきます。それに気づいたゲイリン、ライラは慌ててジンの身を隠そうとしますが、そのとき一瞬キッチンにある、飲み物が映されます。
その飲み物とは青いミルクです。この青いミルクは「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」で、ルーク・スカイウォーカーとオーウェン&ベルー夫妻が飲んでいたものと同じものです。
ちなみにオーウェン&ベルー夫妻は農場を経営したのに対し、アーソ一家も農業を営んでいましたね。
2、ドクター・コーネリアス・エヴァザンとポンダ・バーバがいる
「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」の酒場のシーンで、ルーク・スカイウォーカーに喧嘩を売る輩たちがいたのを覚えていますか。あの二人の名はドクター・コーネリアス・エヴァザンとポンダ・バーバ。指名手配され、死刑宣告を受けている犯罪者コンビです。
その二人が「ローグ・ワン」にも登場しています。そのシーンとはジン・アーソとキャシアンがソウ・ゲレラを探しに行くときにジェダの市場を歩いているシーン。特徴的な顔をしているのですぐに分かるはずです。
3、ジェダイ
「ローグ・ワン」はジェダイの騎士が一人も登場しません。スターウォーズシリーズにしてはそれは初めてのことです。しかしながら、反乱軍の最高司令官モン・モスマが会話の中で「あのジェダイに、、、」とコメントするシーンがあります。
そのジェダイとは、何を隠そうオビ=ワン・ケノービのことを指しています。オビ=ワン・ケノービは「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」でレイア姫がその居場所を探していたジェダイの騎士で、ルーク・スカイウォーカーの師匠です。
実は反乱軍はこのときからオビ=ワン・ケノービがタトゥイーンにいることを察知していたのです。なぜ彼の名前が「ローグ・ワン」で挙がったのか。それはおそらく続編で彼が登場するからでしょう。
ちなみにローグワンの続編は、ドラマシリーズとしてディズニーのストリーミングサービスにて配信されることが決定しています。
4、嫌な予感がする
スターウォーズシリーズで多くのキャラクターがよく口にしていた名セリフといえば「I have a bad feeling about this. 嫌な予感がする」。これと全く同じセリフをロボットのK-2SOが言います。その場にはジーン・アーソとキャシアンがいますが、二人はそのセリフを聞いて呆れるというシーンです。
というのもK-2SOは何かのミッションを行うために、そのリスクの高さと生存率を計算したりするため、常に悲観的な観測を告げる癖があります。そのためキャシアンからすれば、やれやれといった感じなのでしょう。
5、ストームトルーパーの人形
冒頭のシーンで、オーソン・クレニックがデス・トルーパーを引き連れて、ゲイレン・アーソを捕まえに来るシーンで、デス・トルーパーがとある人形を見つけます。その人形とはなんとストームトルーパー。これによって子供がいることがバレてしまい、ジン・アーソまで命を狙われてしまいます。
一方、「スターウォーズ・フォースの覚醒」では、レイも人形を持っていました。その人形とは反乱軍のパイロットの人形です。スターウォーズの世界では子供たちは戦士たち一種の憧れを持っているようです。
6、グランド・モフ・ウィルハフ・ターキンはCG
「ローグ・ワン」で抜群の存在感を放っている帝国軍のキャラクターといえば、グランド・モフ・ウィルハフ・ターキン総督。実は彼のシーンはCGと俳優を重ね合わせてできています。というのもターキン総督を演じるピーター・カッシングは1994年に亡くなっているからです。
本作でターキン総督は、何度もオーソン・クレニック司令官と口論を交わし、衝突しますが、あの一連のシーンが全て最新技術によるものだったとは、気づかなかった人も多かったはずです。
また、レイア姫のシーンも実写とCGを合わせてできています。新しいレイア姫の正体はノルウェー人女優のイングヴィルド・デイラ。どこかレイア姫の面影を持つ彼女にCGを重ねたことで、まるで本物のレイア姫が蘇ったかのような錯覚を覚えた人も少なくないはずです。
7、ジョン・バンダー
スターウォーズシリーズの有名パイロットいえば、ゴールドリーダーのコールサインで知られるパイロット、ジョン・バンダー。その彼が「ローグ・ワン」でも大活躍しています。
反乱軍はもともと帝国軍と戦うことに躊躇しますが、ローグ・ワンのメンバーたちが少人数で基地に戦いに挑んだことを知り、次々と勇敢なパイロットたちが援護に回ります。そのうちの一人がジョン・バンダーなのです。
ちなみに彼は、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」でダース・ベイダーによって追撃されてしまいます。
8、R2-D2とC-3PO
スターウォーズシリーズの名コンビといえばR2-D2とC-3PO。その二人が一瞬ですが、登場します。二人が出てくるシーンは、ヤヴィン第4衛星の基地から反乱軍のパイロットがローグ・ワンの戦士たちを援護に向かう下りです。
R2-D2とC-3POは後ろ向きに映っていますが、C-3POが話したことですぐに二人であることが分かりましたね。
9、バクタ・タンク
ダース・ベイダーの登場シーンに出てくる水の入ったカプセルのことをスターウォーズの世界ではバクタ・タンクと呼びます。バクタ・タンクは傷を負った人を治療する機械で、あそこに入ることで重度の怪我も治ってしまいます。
実はこのバクタ・タンクは「スター・ウォーズ_エピソード5/帝国の逆襲」でルーク・スカイウォーカーがダース・ベイダーと戦った後にも使っています。
ローグ・ワンでダース・ベイダーがバクタ・タンクに入っていたのは彼が戦闘で傷を負ったばかりだったということを示唆しています。
10、ローグ・ワンにゴジラがいる
「ローグ・ワン」の監督ギャレス・エドワーズはハリウッド版「ゴジラ」の監督でもあることから、実は「ローグ・ワン」にゴジラがいるんです。
ゴジラが登場するのは、ソウ・ゲレイロがいる洞窟のシーン。洞窟の壁に壁画のような絵がありますが、そこにゴジラがいるんです。また、ギャレス・エドワーズ監督の他の作品「モンスターズ/地球外生命体 」のキャラクターまで描かれていることが分かっています。実はこれはスタッフが監督に対してやったドッキリで、ギャレス・エドワーズは撮影中に気づいたそうです。
関連記事
>>ローグ・ワンがつまらない(面白くない)と思わせる5つの理由
>>ローグ・ワンのグッズが超絶格好いい!おすすめはK-2SO
>>ローグ・ワンのレイア姫とターキン登場シーンの撮影舞台裏を公開!
>>レイア姫を演じたキャリー・フィッシャーの英語の名言名セリフ