サプライズと謎を残して幕を閉じた「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」。一体、ラストシーンにはどんな意味が隠されていたのか。ここで詳しく解説します。
ダース・モールの登場
ドライデン・ヴォスとのバトルで勝利したキーラ。ハン・ソロはチューバッカを救うためにキーラをその場に残して外に向かいました。
その後、キーラはドライデン・ヴォスの指輪を取り、通信機器のスイッチを入れます。するとホログラムでダース・モールが登場するのです。
ダース・モールはキーラに向かって「俺とお前はこれからはもっと近くで働くことになる」と意味深なことを告げます。
つまりキーラは前からダース・モールの手下として動かされていたことが分かります。
ダース・モールといえば「スター・ウォーズ_エピソード1/ファントム・メナス」に登場し、オビワン・ケノービーの攻撃を受け、体を真っ二つに切断されたあの悪役です。
体を切られたダース・モールは建物の上からはるか下まで落下し、死んだと思われていました。
しかしこれまでのスターウォーズシリーズを見ても分かる通り、スターウォーズでは建物から落ちて死ぬジェダイ、またはシスは今まで一人もいませんでした。
ダース・モールも例外ではなく、彼もまた生き残ったのです。実際、ダース・モールの生存についてスターウォーズコミックやTVアニメシリーズで伝えられており、彼は下半身にだけ機械をつけて半分サイボーグと化したのでした。
その様子は、本作のホログラムのダース・モールを注意して見てると分かります。
ダース・モールとキーラの関係
劇中では一見、キーラはドライデン・ヴォスのパートナーとして働いてきたような印象を与えますが、実は最初から彼女はドライデン・ヴォスではなくダース・モールの手下だったヒントがあります。
そのヒントとはキーラが身に着けているペンダントです。ダース・モールもまた同じペンダントをつけていることから二人の深い関係性が見えてきますね。
実はこのペンダントは、犯罪シンジケート、クリムゾン・ドーンのシンボルです。クリムゾン・ドーンといえばドライデン・ヴォスがリーダーとして紹介されていますが、実は裏で操っていたのはダース・モールだったのです。
ハン・ソロが向かう先、惑星タトゥイーンにあるもの
トバイアス・ベケットとの決闘を得たハン・ソロはチューバッカに向かって惑星タトゥイーンに行くことを告げます。
というのもトバイアス・ベケットがその前に惑星タトゥイーンで大物のギャングが仲間を集めて大きな仕事をしようとしているといったことを話していたからです。
この大物ギャングとは他でもないジャバ・ザ・ハットです。ハン・ソロのセリフからハン・ソロとチューバッカが続編でジャバ・ザ・ハットの下で働くことになるのはまず間違いないでしょう。
ジャバ・ザ・ハットと組むことにより、続編ではある図式が生まれそうです。それはジャバ・ザ・ハット率いるハット・カルテル(ハット・クラン)VSダース・モール率いる犯罪組織クリムゾン・ドーン、またはシャドウ・コレクティブです。
シャドウ・コレクティブとはTVアニメシリーズ「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」でダース・モールが結成した犯罪組織同盟のことで、5つの主要組織が加盟します。
そのうちの一つがハット・カルテル(ハット・クラン)です。しかしながらハット・カルテルは強制的に加盟させられた経緯もあり、後にシャドウ・コレクティブを脱退することから続編ではダース・モールと対立するのではないかと考えられます。
ちなみに惑星ケセルで登場したギャングたちもまたシャドウ・コレクティブに加盟している犯罪組織パイク・シンジケートのメンバーです。
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