ブラックパンサーのトリビアまとめ【ネタバレ】

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全米で大ヒットを記録したマーベルのスーパーヒーローアクション「ブラックパンサー」。アフリカの国王である黒人のヒーローが大活躍する同作品に隠された秘密を紹介します。

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1、スタン・リーのカメオ

マーベル作品に必ずカメオ出演しているのがマーベルの生みの親スタン・リー。コミック版「ブラックパンサー」をこの世に送り出したのももちろん彼で、本作にもしっかり登場します。

スタン・リーが登場するのは、韓国での闇カジノでのヒトコマ。CIA捜査官のエヴェレット・ロスの横を割り込むようにルーレットのテーブルに入ってくるのがスタン・リー本人で、珍しくセリフまであります。

2、キャラ設定の違い

コミックでは、シュリはブラックパンサーことティ・チャラの義理の妹、ラモンダは義理の母親という設定ですが、映画ではそれぞれ実の妹と母親という構成になっています。おそらく主人公との関係性を分かりやすくするために変更されたのでしょう。

妹のシュリはコミックでは、政治的にとても野心家で、彼女自身ティチャラの後を継いでブラックパンサーとなるキャラクターですが、本作では控えめな科学者という役割に収まっています。

また、王座をめぐってティ・チャラと決闘をするエムバクは、コミックでは猿男の設定になっていて、ホワイトゴリラを殺し、血を浴びたことによって特別な力を手に入れた猿の毛皮を身にまとうキャラになっていますが映画では普通の人間の部族として描かれています。

また、エムバクはコミックではゴリゴリの悪役になのに対し、映画では途中からティ・チャラの協力関係になる点においても違います。

本作最大の悪役であるエリック・キルモンガーは、ティ・チャラの従兄弟という間柄ですが、コミックでは二人に血縁関係はありません。

3、バック・トゥ・ザ・フューチャー

ワカンダを代表する天才科学者のシュリが兄のために作ったブラックパンサーのスニーカーは自動的に足を覆う設計になっています。

実はこれ映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」でマーティが履いたナイキのスニーカーがモチーフになっています。

4、実の親子

劇中、ティ・チャラの父親ティ・チャカもかつてはブラックパンサーであったことが明らかにされています。ティ・チャカは極秘でアメリカを訪れ、ワカンダのスパイであり、弟のヌジョブと対面します。

しかし弟が武器の密売をしていることを知り、激怒。後にこのことがワカンダの運命を大きく変えることになります。

しかしティ・チャカは「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でテロの攻撃を受けて死亡します。国王の座を長男のティ・チャラが引き継ぎます。

実は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でティ・チャカを演じていたのは俳優のジョン・カニだったのに対し、本作で若き日のティ・チャカを演じていたのはジョン・カニの実の息子アタンドゥワ・カニです。

5、ライオンキング

劇中、夢の中で国王ティ・チャラが先祖たちと再会し、対話をするシーンがあります。空は幻想的な青紫色に輝き、先祖たちはティ・チャラに的確なアドバイスを送ります。

実はこのシーン、ディズニーアニメ「ライオン・キング」で主人公のシンバが父親のムファサの幻覚を見るシーンがモチーフになっています。

「ライオン・キング」のシーンも同じように青紫色の背景がアフリカの大地に広がるシーンでしたね。ちなみに本作の配給を担当するのがウォルト・ディズニー・スタジオです。

6、オークランドとブラックパンサーの関係

物語の冒頭では1992年のカリフォルニア州オークランドにスポットライトが当ります。ワカンダのスパイとしてアメリカに送られたヌジョブはヴィブラニウムを盗み、武器の密売に手を染めていました。

というのもヌジョブは世界に散らばる同胞たちとワカンダのハイテク技術をシェアし、弾圧に立ち向かうべきだと考えていたからです。

このストーリーの背景にあるのは、実際にアメリカで1960年代後半から1970年代にかけて勃発した黒人民族主義運動の政治組織ブラックパンサー党ではないかと考えられています。ちなみに同組織の拠点がカリフォルニア州オークランドです。

考案者のスタン・リーは黒人のヒーローとブラックパンサー党との関連性は否定していますが、コミックにもアメリカの社会背景が反映されていることは否定できないでしょう。そして舞台がオークランドであることも偶然ではないはずです。

7、ブレードランナー

架空のアフリカの国ワカンダは自然とハイテク技術に囲まれた都市という世界観になっています。そこでは大自然の中に超高層ビルがそびえたち、空には飛行船が飛び交います。

実は映画版のワカンダのモデルとなったのは、映画ブレードランナーの近未来都市。タッチや雰囲気こそ違いますが、プロダクション・デザイナーのハンナ・ビーチは、インタビューでブレードランナーに影響を受けたことを明かしています。

8、マイケル・B・ジョーダンマイケル・B・ジョーダンはアニメオタクだった

本作でラスボスを演じた俳優といえばマイケル・B・ジョーダンマイケル・B・ジョーダン。ムキムキの身体でハードなアクションをこなした彼ですが、実は日本のアニメの大ファン。

実はこのことについてファンが彼をからかったことがツイッター上でありました。そのファンは「マイケル・B・ジョーダンマイケル・B・ジョーダンは175cmの大人の男なのにアニメが好きで、両親と住んでるんだって。そんなこと言われても受け入れられないんだけど」とコメント。

それに対して、マイケル・B・ジョーダンマイケル・B・ジョーダンは次のように答えています。

「まず俺の身長は182cmで、両親が俺と住んでいるんだからね。お願いだから俺のことをリスペクトしてくれよな。(笑)それにゴクウとナルトはリアルだぜ笑)」

9、アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

マーベルユニバースの次回作となるのが「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」。エンドロール後のシーンではワカンダが孤立を止め、国際社会に参加すること、バッキー・バーンズがワカンダの集落で療養していることが明かされます。

ワカンダの医療の力を借り、バッキー・バーンズは長い精神の病から目を覚まそうとしているのでした。これはまさに次回作の予告編ともいうべきシーンで、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」ではバッキー・バーンズが完全復活し、大暴れすることが示唆されています。

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