スターウォーズ/フォースの覚醒を見た癌患者の話が号泣もの

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世界中に熱狂的なスターウォーズファンがいることはいまさら言う必要もありません。そして中には健康な人も、そうでない人もいます。ダニエル・フリートウッドさん(32)は末期癌を患い、余命2ヶ月を医師に宣告されていました。そんな彼にJ・J・エイブラムス監督から素敵なプレゼントが届いたのです。

今年12月に世界各国で公開されるスター・ウォーズですが、病状を考えるとダニエル・フリートウッドさんはとても映画館で視聴することはできません。今年6月に余命2ヶ月を宣告されていたこともあり、そもそも公開日まで生きているかどうかも分からないからです。

そこで妻のアシュレイさんは、SNSを使ってスターウォーズのプロデューサーに向けてメッセージを送りました。どうしても夫の夢をかなえてあげたい、という思いを込めて。

その素敵なメッセージはすぐ様ネット上で話題となり、複数のメディアも大々的に報じました。するとやがてマーク・ハミルやジョン、ジョン・ボイエガなどの出演者たちまでこの運動を支援するとツイッターで表明。そのかいあってついにJ・J・エイブラムス監督自身が内容を一切口外しないことなどを条件にダニエル・フリートウッドさんの自宅で最新作を鑑賞することを許可しました。

そしてダニエル・フリートウッドさんはついに先日5日、スターウォーズ/フォースの覚醒を一般の視聴者として世界で始めて自宅で鑑賞。鑑賞後、妻のアシュレイさんはフェースブックに次のようなコメントをシェアしました。

「すばらしいサポーターの皆様。家族、そして顔も知らない素敵な人たち。ダニエルの最後の夢は適いました。今日、ディズニーとルーカスフィルムが彼の夢をかなえてくれたのです。ディズニーの典型的な方法で、彼らは本当に夢をかなえるのです。

ダニエルは未編集バージョンのスターウォーズ/フォースの覚醒を見終わりました。昨日電話をくれた才能溢れるJ・J・エイブラムス監督に感謝したいです。また、上映会のためにわざわざ家まで来てくれた(スタッフの)リン、ベン、アナフアックにも感謝したいです。最後にこれが実現するのを助けてくださった全ての素晴らしい人々に感謝します。フォースと共にあらんことを」

その数日後ダニエルさんは命を引き取りました。まさにスターウォーズが人生最後の最高の思い出となったのでした。daniel

「ダニエルは最後までこの戦いを耐え切りました。今彼は神とフォースと共にいます。彼は眠りの中、安らかに逝きました。彼は永遠に私のアイドルであり、ヒーローであり続けるでしょう。お願いだから(天国にいる)マーク叔父さんにハグをして、ルーシーにたくさんのキスを贈ってね。親愛なる人、安らかに眠ってください。これが私たちが最後に撮ったセルフィーだよ」

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