スターウォーズ9でレイがベンにライトセーバーを瞬間移動できた理由

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スターウォーズエピソード9スカイウォーカーの夜明けではいくつか新しいコンセプトが登場していたため、それに違和感を覚えた人も少なくないはずです。

その一つがレイがカイロレンにライトセーバーを瞬間移動させたシーンではないでしょうか。そこでこの記事では物語を通じてレイとカイロレンの間に一体なにが起きていたのかを解説していきます。

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フォース・ダイアド

エピソード8最後のジェダイではレイとカイロレンがフォースの力を使ってお互い離れた場所にいながら度々交信をしましたね。

二人のフォースユーザーが特別な絆で結び付き、コミュニケーションを取ることをフォースボンドと呼びます。

それに対し、エピソード9スカイウォーカーの夜明けでは、フォースボンドで結ばれた二人がさらにフォースダイアド、またはダイアド・インザフォースという超常現象を引き起こしていたのです。

英語のDyadには二つ一組や対といった意味がある通り、フォース・ダイアドは二人のフォースの力がペアリングし、一つになった状態のことを指します。

フォースダイアドは、シスの予言で昔から語られていたことで、フォースユーザーの間でもとても珍しく、特別な現象だとされています。

この状態にある二人は、お互いのフォースの力を共有しているだけでなく、それぞれの時間と空間においても結ばれているのが特徴で、お互いの考えていることや感じていることまで分かってしまうようです。

振り返ると、二人が妙な結びつきを感じたのは、エピソード7フォースの覚醒のときからでした。ファーストオーダーに捕まったレイは椅子に縛られ、カイロレンに尋問を受けましたね。

あのとき、カイロレンはレイの頭に手をかざし、レイの頭の中を読もうとしていました。レイはカイロレンに対し、「私の頭から出て行って!」とすら言っていましたね。図らずしも二人はあの瞬間、フォースの力でつながり、同じビジョンを共有していたのです。

スカイウォーカーの夜明けの惑星パサーナのシーンではレイが地元のエイリアン、アーキー・アーキーからネックレスをもらう下りがありました。

あのネックレスにカイロレンが遠くから触れることができたのは、二人がペアリングした状態にあったからです。

つまりお互いの時間と空間がつながっていることを考えれば、レイが惑星エクセゴルでライトセーバーをカイロレンことベンソロに渡せたのも決して不思議なことではなかったのです。

パルパティーンはフォースダイアドを利用した

パルパティーンはレイとカイロレンことベンソロの間に強力なフォースの結びつきがあることを察知しました。そして二人が揃ったとき、ここぞとばかりにフォースダイアドの力を自分に吸収していましたね。

皮肉にもレイとベンソロの絆によって生まれた特別なフォースの力がパルパティーンを若返らせたのです。ちなみにあのシーンではパルパティーンはダイアドインザフォースという言葉をセリフの中で使っています。

「お前たちの絆によるフォースの力、ダイアドインザフォースは生命を超える力を持っている。それは何世代にも見られなかったことだ。

“The life force of your bond…a dyad in the Force. A power over life itself. Unseen for generations.”」

若返ったパルパティーンが、それまで以上に強力なフォースライトニングを撃てるようになったのも偶然ではなかったはずです。あれも全ては吸い込んだフォースの力が強力だったからです。

フォースダイアドに関して一番のポイントとなるのは、レイがライトセーバーを瞬間移動させたシーンではなく、ベンソロがレイをフォースヒーリングを使って救う下りではないでしょうか。

レイは本作からフォースヒーリングを使いこなしていたのに対し、カイロレンはあのときまで一度も使っていませんでしたね。それなのにレイを見事に復活させていました。

あれも二人がお互いのフォースを共有し、一心同体だったためにベンソロがレイのスキルを自分のスキルのように使うことができたと考えられそうです。

今思うと、レイもカイロレンもフォースでつながっていたために敵でありながらもお互いのことを憎むことができなかったのでしょう。

そしてかつてはライバルだった者同士が最後はお互いの命を救い、フォースにバランスをもたらした、というのがこの映画の見所の一つだったといえそうですね。

以上、レイがカイロレンにライトセーバーを渡せた理由についてでした。