スターウォーズ9のラスボスはパルパティーンじゃなくXXだった

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スターウォーズ9は製作中に数多くの議論や変更点があったことは有名な話です。一度は完成したはずの作品も後に大幅にカット、編集が施されたり、再撮影が行われるなど、多くの混乱を招いた末に劇場公開されたスカイウォーカーの夜明けだったのです。

そこでこの記事では、リーク情報を基に製作の初期段階でお蔵入りとなったといわれている幻のヴィランについて紹介したいと思います。

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ヴィランはパルパティーンではなく、ザ・ワンズの息子だった

JJエイブラムスがスカイウォーカーの夜明けの監督に就任してから、まず彼がやったことはシリーズの生みの親のジョージルーカスのところに行き、ストーリーラインについて相談することでした。

そのときに浮上したアイデアが、スターウォーズのアニメシリーズ、クローンウォーズの題材を基に映画を作るということでした。

スカイウォーカーの夜明けにシスの短剣が出てきますが、あれはクローンウォーズのモーティスの短剣が元になっているのは明らかですよね。

また、もう一つクローンウォーズを基に映画に登場させようとしたのが、聖域モーティスに登場する、ザ・ワンズとよばれる強力なフォースの使い手の家族の息子サンでした。ザ・ワンズの息子サンは家族を裏切り、ダークサイドに陥ってしまった敵キャラでしたが、彼を映画に登場させるというのが最初のアイデアだったそうです。

そのときからパルパティーンが登場するアイデアはあったようですが、あくまでも生きた生身の形ではなく、メインのヴィランでもなかったのです。

 

そしてモーティスの息子役には俳優のマットスミスの起用が内定していました。そのため一時期マットスミスが複数のメディアで度々スターウォーズに出演すると報じられていましたよね。

 

また、今でもグーグルで検索すると、アメリカの大手映画情報サイトIMDBの中にはマットスミスの名前が出てきます。

キャストの中に彼の名前が上がっていたのは、製作初期のJJエイブラムス監督とジョージルーカスのアイデアをもとにしたストーリー上のキャスティングだったと考えられますね。

しかしながらエピソード8最後のジェダイが多くの批判にさらされたこともあり、ディズニーは新しいキャラクターを使った、独創的なストーリーで勝負することはリスキーだと考えました。

賛否両論が起こる物語よりも、スターウォーズファンを喜ばせるようなファンサービス的な物語のほうが安全策だと思ったわけです。

これについては実際にスカイウォーカーの夜明けを見ても、新しいストーリーというよりは、まるで旧三部作のストーリーのコピーであるかのようなファンサービスとして作った映画であることは否定できないのではないでしょうか。

ザ・ワンズの息子サンが本作のヴィランにならなかったのは、そもそもアニメシリーズを見ていない一般視聴者からしたらモーティスが一体誰なのかも分からない、ということも原因にあったようです。

その結果、シスの短剣のアイデアだけ採用され、ザ・ワンズの息子サンはストーリーラインから排除され、その代わりにパルパティーンがメインのヴィランに昇格したのでした。同時にマットスミスの名前がキャスティングから消えていったのも偶然ではないはずです。

もしこのリーク情報が本当だとしたら、ディズニーはとても惜しいことをしたのではないでしょうか。なぜならファンの多くは新しいキャラクター、新しいストーリーを求めていたに違いないからです。

そしてパルパティーンではなく、モーティスの息子が出ていたら、きっとスカイウォーカーの夜明けは全く違った映画になっていたでしょうね。

以上、スターウォーズ9の幻のヴィランについてでした。