ヴィジットの7つの裏話&トリビア

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M・ナイト・シャマランの最新ホラー「ヴィジット」は好き嫌いが大きく分かれそうな、ハンディカムを利用した作品です。同監督にしては久々の本格派ホラーとも呼べるこの映画の裏には一体どんなトリビアが隠されているのでしょうか。



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1、ヴィジットの意味とは?

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「ヴィジット」は英語の「visit=訪問する」を意味します。ちなみに原題は「The Visit」です。どうしてこの題名が付けられたかというと、ストーリーがそもそも孫たちが祖父母の家を訪問する内容だからです。

2、ヴィジットはもうすぐでコメディーになるところだった

M・ナイト・シャマランはヴィジットを製作するうえで「純粋なコメディ」、「純粋なホラー」、「コメディとホラーの中間」の3種類の映画の構想があったそうです。結果、純粋なホラー映画が選ばれました。

3、ヴィジットはM・ナイト・シャマラン監督の超低予算映画

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制作費を惜しまないことで知られるハリウッド映画の中でも、ヴィジットは超低予算に入る500万ドル(約6億円)の予算で製作されました。

ちなみにM・ナイト・シャマラン監督の別の映画の予算はこのようになっています。

シックス・センス(4000万ドル)

アンブレイカブル(7500万ドル)

サイン(7200万ドル)

ヴィレッジ(6000万ドル)

レディ・イン・ザ・ウォーター(7000万ドル)

ハプニング(4800万ドル)

エアベンダー(1億5000万ドル)

アフター・アース(1億3000万ドル)

これを見ても分かる通り、ヴィジットは桁が違う超低予算で仕上がった映画です。なぜ低予算にしたかというと、自分でお金を出資するセルフプロデュースを目指したためで、そうすることでより自由度の高い映画を作ることができたからです。というのも多くの彼の作品ではプロデューサーやスポンサーが製作に口を挟み、大事なシーンをカットされるといったことが多々あったからです。

4、ベッカ役のオリヴィア・デヨングのキャスティング

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お姉さん役を演じたオリヴィア・デヨングはわずか一度のオーディションで、主役の座に決まってしまいました。それもオーディションはオリヴィア・デヨングが自分で送ったテープのみ。M・ナイト・シャマラン監督はあまりにもオリヴィア・デヨングが気に入ったため、キャスティング前にオリヴィア・デヨングと会ったのは、わずか一度だけだったそうです。

5、「死霊館」のアナベル人形が写っていた

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ホラー好きならご存知の映画「死霊館」で話題になったアナベル人形の写真が、祖父母の家の壁に飾られています。物語の冒頭にベッカとタイラーがその写真を見るシーンがあります。

6、警察官ジェリー

祖父母の家に向かう途中、ベッカとタイラーは列車の車内であるゲームをします。建物を選んで、そこに住む人を想像し、彼がどういう人かを説明する、というゲームですが、建物に選ばれたのは「警察署」、そして住人に選ばれたのが「ジェリー」という名の警察官でした。実は物語の後半で、ベッカとタイラーの母親が警察に電話しますが、そのとき電話はなぜかつながらず次のような留守番電話のメッセージが流れます。

「ただ今、ジェリーは電話に出られません」。

7、エンドロールのラップの意味

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弟のタイラーはラップが得意な少年で、劇中にも度々フリースタイルラップを披露します。特に時間を割いてあるのがエンドロールのタイラーのラップ。実はこれには意味があります。

ラップではタイラーは「リーサル・ウェポンのメル・ギブソンのように生き延びた」と歌いますが、映画「リーサル・ウェポン」でメル・ギブソンは、実際に悪者を自動車のドアで挟んでやっつけるシーンがあるからです。終盤、タイラーが祖父を冷蔵庫のドアで挟んで倒すシーンは、実は「リーサル・ウェポン」のモチーフだったのです。

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ちなみに「リーサル・ウェポン」シリーズで主人公を演じたメル・ギブソンはM・ナイト・シャマラン監督の映画「サイン」で主演を演じるほどの友人で、彼に対する敬意を示したシーンだったのです。