シャンチー・テン・リングスの伝説のネタバレ!おまけシーンの意味

この記事は 約7 分で読めます。

シャン・チー/テン・リングスの伝説が世界各国で劇場公開されました。そこで本作のトリビアを一挙紹介していきます。

スポンサーリンク

シャン・チーの意味

シャン・チーはマーベルコミックに出てくるカンフーの達人である中国人のキャラクターですが、絵を見れば分かるようにもともとはブルース・リーがモデルになっています。ちなみにブルース・リーは1973年7月20日に亡くなっているのに対し、シャン・チーがコミックデビューを果たしたのは同年の12月のことで、ブルース・リーに対して敬意を込めたキャラクターであることが分かるかと思います。

シャン・チーの名前の由来は、コミックではライジング・スピリット、つまり精神の高揚という意味で紹介されています。

バスの中の男

シャン・チーはバスに乗って仕事場へと向かう途中、父親が送り込んできた殺し屋集団に襲われます。そのときスマホで動画を撮影し始め、ストリーミングをした男性キャラクターがいましたが、実は彼はスパイダーマンホームカミングにも出演しています。

ホームカミングのときも彼はスパイダーマンを目撃したことに大はしゃぎし、当時からミーハーだったことをうかがわせますね。

スピードのオマージュ

バスの格闘シーンでは運転手が途中で気絶してしまい、シャン・チーがすかさずハンドルを握り、途中でヒロインのケイティと交代する、という流れになります。

あのくだりはもちろん映画スピードでヒロインを演じたサンドラ・ブロックがバスを運転するシーンのオマージュです。スピードでは速度が50マイル毎時(約80km/h)以下になるとバスが爆発するしかけがされており、ブレーキが踏めなかったのに対し、本作ではブレーキが壊され、急な坂道を降りていたためブレーキが利かないという話になっていました。

迫力満点のカンフーとカーチェイスシーンは、まさにスピードの中国人版といった感じでしたね。

レイザー・フィスト

バスの中で登場したキャラでひときわ目立っていたのが片腕のない男じゃないでしょうか。彼の名はレイザー・フィスト。その名の通り拳からレイザーソードを振りかざすヴィランで、コミックではウイリアム・ヤング、ウイリアム・スコット、ダグラス・スコットと三代にわたって受け継がれていく人気ヴィランです。

アボミネーション

妹を救うためにマカオに着いたシャン・チーはそこでアンダーグランドのファイトクラブを目撃します。その場所には大きなケイジがあり、そこで戦っていたのはなんとアボミネーションとワンでした。

ワンについてはスパイダーマン・ノーウェイホームの予告動画でも登場していることからここでのエピソードがスパイダーマンノーウェイにつながっていくことが考えられます。

一方、アボミネーションはインクレディブル・ハルクにも登場したキャラ。もともとはロシア出身イギリス育ちの兵士でしたが、ハルクに対抗するために超人血清を投与し、さらにブルース・バナーの血液を注入したことで怪物の姿になってしまったのがいきさつです。

そんなアボミネーションがここで登場したのはおそらく後々ヴィランのチーム、サンダーボルトのメンバーとしてヴァレンティーナから雇われるからだと考えられます。

最近、マーベルは映画ブラック・ウィドウ、ドラマ、ファルコン&ウィンターソルジャーでも度々ヴィランのチームの結成を暗示しており、おそらくそれにアボミネーションの登場がリンクしていくのではないでしょうか。

デス・ディーラー

マカオのファイトクラブでもまたシャン・チーの父親が送り込んできた暗殺者集団が現れ、戦いになりますが、その中でもひときわ目立っていたのが忍者のような風貌をした歌舞伎のようなマスクを被ったキャラクターではないでしょうか。

あれはコミックにも出てくるデス・ディーラーと呼ばれるキャラで、映画の中ではシャン・チーに子供の頃からカンフーの指導をしていた人物です。それがシャン・チーが大きくなるにつれカンフーのスキルでデス・ディーラーを上回るようになり、マカオではシャン・チーが彼を倒していましたね。

トレヴァー・スラッタリー

アイアンマン3でテロリスト集団「テン・リングス」の指導者マンダリンを名乗った男がトレヴァー・スラッタリーです。アイアンマン3でトレヴァー・スラッタリーは、トニー・スタークに恨みを持つ科学者のアルドリッチ・キリアンに雇われ、
「テン・リングス」の指導者マンダリンのふりをして人質殺害の映像を流し大統領に脅しをかけましたが、あれは全てでっちあげられた作戦で、ただテン・リングスの名前を利用しただけだったのです。

つまりトレヴァー・スラッタリーはしがないただの俳優で、もちろん本当のマンダリンではなかったのです。

ちなみにトレヴァー・スラッタリーはMCUの短編シリーズ「マーベル・ワンショット」の『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013) に収録された「王は俺だ(英題:All Hail The King)」に主役で登場し、そこでは刑務所暮らしの様子が描かれていました。

そんな彼は本作ではチャン・チーのガイド役を果たしていましたね。

中国の神話

本作にはたくさんの中国の神話に出てくる生き物が登場します。トレヴァー・スラッタリーが連れていた、顔も目もない犬のような体をしているペットのモリスは、古代中国の神といわれる帝江(ていこう)がモデルになっています。

また、9本のしっぽを持つきつねは、妖狐と呼ばれる妖怪の一種で、人間をたぶらかしたり、人間の姿に化けたりすると考えられています。一方でドラゴンの顔をした馬はチーリン、または麒麟と呼ばれる珍獣で、1000年生きる神聖な幻の動物と考えられています。

巨大なライオンは中国の獅子がモチーフになっていて、本作のラスボスとなるドラゴンのフィン・ファン・フォームはもちろん中国の竜がモデルになっています。

ミッドクレジットシーン

シャン・チーとケイティが友人のカップルと食事をしていると、そこに空間移動を可能にするスリング・リングを使って突然ウォンが現れます。

そしてシャン・チーに簡単に自己紹介をしたかと思ったらリングを持っているかと聞きます。シャン・チーが持っているというと、ウォンはそうかじゃあ行くぞといってシャン・チーとケイティの二人をどこかへと連れていくのでした。

二人が向かった先はニューヨークのサンクタム・サンクトラム。そこではハルクことブルース・バナーとキャプテン・マーベルことキャロル・ダンヴァースがホログラムでミーティングに参加していました。

ブルース・バナーがまだ腕を怪我していて包帯をしていたことからエンドゲーム後であることが分かります。その一方でキャロル・ダンヴァースの髪の毛はショートカットから長髪に伸びていて、数か月以上過ぎたことをうかがわせます。

ウォンはシャン・チーがテン・リングスを使って闇の魔物を倒したとき、彼をはじめほかのみんながテン・リングスの力を感じ取ったといいます。

また、全てのアーティファクトの記録を残しているサンクタム・サンクトラムにすらテン・リングスの記録はないと言っていましたが、あれはテン・リングスがほかのユニバースから来たことを暗示しているといえそうです。

ブルース・バナーから歓迎されていたことや、ウォンがもう後戻りはできないと言っていたことからもシャン・チーが今後新しいアベンジャーズの仲間入りすることは間違いなさそうです。

最後は家に帰って休めと言われたにも関わらず、シャン・チー、ケイティ、ウォンの三人はカラオケに行って、ケイティの定番曲であるホテル・カリフォルニアを謳ってミッドクレジットシーンは幕を閉じます。

エンドクレジットシーン

エンドクレジットはシャン・チーの妹シャーリンが部屋にいると、レイザー・フィストが中に入ってきて、みんなが待っているとシャーリンに告げます。シャーリンが部屋を出ていくと、そこは暗殺者集団テン・リングスの本部であることが分かります。そう、彼女は父から悪の組織テン・リングスを引き継いだのでした。

そして最後にテロップで、「THE TEN RINGS WILL RETURNテン・リングスは戻ってくる」と流れてエンドクレジットシーンが終わるのでした。