映画ローガンの10のトリビアと秘密【ネタバレあり】

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ウルヴァリンが主人公のシリーズ最終作「ローガン」が劇場公開され、ファンの間で様々なトリビアが話題になっています。そこで「ローガン」の物語の中で見落としやすい隠しメッセージやトリビアを紹介していきたいと思います。

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1、ナンバープレート

冒頭のシーンで自分の車を盗もうとしたメキシコギャングたちと戦うことになるローガン。そのとき彼が運転していたリムジンのナンバープレートは「WER112」。

実はこれコミック「アンキャニィX-MEN」の第112号を意味している可能性が高いです。そのコミックではマグニートーがX-MENのメンバーを子供にしてしまうという話で、子供のミュータントたちが登場するローガンの物語とリンクしています。

また、コミックの「ウルヴァリン」の第112号では、ウルヴァリンがX-MENのメンバーたちと離れて、孤独に暮らしているといった内容になっていて同じく、映画とリンクしています。

2、侍の刀

メキシコとの国境沿いにある砂漠地帯。そこにあるタンクと呼ばれる建物にカリバンとプロフェッサーXと共に身を潜めているローガンはまるで世捨て人のように質素に暮らしています。

しかしそんなローガンでも捨てられなかったものが住居の壁にあります。そう、それはローガンが日本で手に入れたであろう刀です。もちろん「ウルヴァリン: SAMURAI」との関連を示すアイテムです。

ちなみに「ウルヴァリン: SAMURAI」を監督したジェームズ・マンゴールドが本作でもメガホンを取っています。

3、シェーン

ホテルの部屋で、プロフェッサーXとローラが壁のスクリーンで見ていた映画は「シェーン」。実は本作はこの「シェーン」のストーリーからインスピレーションを受けていることを監督自身が明かしています。

「シェーン」は流れ者の主人公が農民たちのために悪徳牧畜業者を退治する物語。いわゆるヒーローものの西部劇で、ラストは悲劇的に終わるのが特徴です。

「ローガン」もまた同じように悪の組織から弱者を守ろうとした主人公が最後は悲劇に散っていくところを描いています。

4、カリバン

本作で登場する肌の真っ白なミュータントといえばカリバン。実は彼、「X-MENアポカリプス」にも脇役で登場していたのを覚えているでしょうか。

「X-MENアポカリプス」でカリバンは、アポカリプスの絶対的なパワーの前に屈指、ホースメンとして引き抜かれていきます。

しかしながら「X-MENアポカリプス」でカリバン役を担当した俳優とは別のステファン・マーチャントが本作ではカリバンに扮しています。

5、自由の女神

劇中プロフェッサーXがローガンに「ローラとガブリエラは自由の女神でお前を待っている」といった予言をするシーンがあります。

最終的に「自由の女神」が指す場所は、「Liberty Motel 自由のモーテル」という名前の宿のことでしたが、実はこれには別の意味があるのです。

というのも一番最初のX-MEN作品「X-メン」において、最初の戦いの舞台が「自由の女神」だったからです。そのため、ローガンはプロフェッサーXに対して「自由の女神は昔のことだ」と返事をしたのです。プロフェッサーXは予言というよりも、過去のシリーズを振り返る言葉だったのです。

6、ピーターの墓

ローガンがグリーンウッド墓地にいるシーンではお墓に「Peters」という文字が書かれています。これはクイック・シルバーを演じた俳優エヴァン・ピーターズに敬意を示したものです。ちなみにエヴァン・ピーターズはいまだ健在です。

グリーンウッド墓地はマーベルのコミックでは度々登場する墓地で、デッドプール、ファンタスティック・フォーなどにも出てきます。

7、シンドラーのリスト

「ローガン」の有名なポスターといえば、クロウをむき出しにしたウルヴァリンが子供の手を握ったポスターです。実はこれ、映画「シンドラーのリスト」からインスパイアされたもので、二つを比べるとその類似点は明らかです。

「シンドラーのリスト」は主人公シンドラーが無実のユダヤ人たちの命をナチスから救う物語なのに対し、「ローガン」は無垢な子供たちを悪の手から救う主人公の物語になっています。

8、葉巻

旅の道中、ガソリンスタンドの店に立ち寄ると、世の中のルールを知らないローラが店の商品を盗んでしまいます。それを見たローガンは彼女に注意して聞かせますが、自分自身も葉巻の何本か鷲づかみにして持っていってしまいます。

これまでも他の作品でローガンは度々葉巻を吸っており、彼のトレードマークとも言えます。2029年になってもその習慣は変わっていなかったようです。

9、ドッグタグ

物語の中で、ローガンが自分のドッグタグ(認識票)を眺めるシーンがあります。これは「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」のフラッシュバックともいえるシーンです。

ドッグタグとは軍隊において兵士の個人識別用に使用されるタグのことを言いますが、ローガンはもともとこのタグによって自分の名前を知ったのでした。

ちなみに「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」のドッグタグには「ローガン」ではなく「ウルヴァリン」と書かれています。

10、新世代X-MEN

エデンを探すと言って聞かないローラは、ローガンに向かって彼女の仲間である子供たちの名前を次々と列挙します。

そこで挙げられた名前はリクター、レベッカ、ボビー、シャーロット、デリアなど。ちなみにリクターはXフォースのメンバーで地震を操り、ボビーは氷を放つパワーを持ちます。

おそらくリクター、レベッカ、ボビー、シャーロット、デリアは将来の作品で登場するX-MENの新世代ではないかと考えられます。もちろんローラもそのうちの一人です。

>>「ローガン」はU-NEXTで視聴できます

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