スパイダーマン・ノーウェイホームのネタバレなし徹底解説!

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スパイダーマン・ノーウェイホームの予告動画が公開され、世界中のファンを熱狂の渦に巻き込んでいます。

そこでこの記事では予告動画に隠された数々のトリビアを紹介していきます。

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8月23日


この予告動画が公開されたのは8月23日、実はこの日はドラマシリーズ、ワンダヴィジョンの中でワンダが記念日としてカレンダーにマークしていた日と同じです。これはただの偶然か。それとも意図してやったのか。果てしてどっちなのでしょうか。

スティーヴ・ディッコ

 

予告動画はMJとピーターパーカーがビルの屋上で新聞を読んでいるシーンから始まります。よく見ると、奥の壁にDITKOと書かれたグラフィティがありますね。あれはもちろん、スパイダーマンのキャラクターをデザインしたスティーヴ・ディッコのことを指しています。こんなところでも原作の漫画家にしっかり敬意を払っているのがいいですね。

物語の舞台

MJの洋服を見ると、前作のスパイダーマンファーフロムホームのミッドクレジットシーンと同じ洋服を着ていることが分かります。つまりノーウェイホームはファーフロムホームの直後からそのまま話が続いていくのが分かるかと思います。

ファーフロムホームの最後で、正体をばらされてしまったピーター・パーカーですが、学校では写真を撮られまくり、当局から尋問を受け、ヘイターたちが抗議のデモをしているなど町は大騒ぎになっていましたね。

これも全ては前作のミステリオの策略によって、彼が犯人に仕立て上げられてしまったからです。

スパイダーマンのマスク

スパイダーマンがMJと町中を飛び回っている中、ビルボードには半分ピーターパーカー、もう半分スパイダーマンの映像が流れ、正体が判明したことを報じています。そしてパブリックエネミーナンバーとして紹介されていましたね。

実はあの半分、半分の映像はコミックで何度も登場してきた絵と同じで、何度もあの絵が表紙をかざっています。

MJの部屋

MJとピーターパーカーが電話で話しているシーンでは、MJの部屋にいくつもの絵が貼られているのが見えます。その一つは、ホームカミングでMJが授業中に書いていたウィルソンコーチの似顔です。

また、MJの部屋を見ると、クリスマスの飾りつけのようなライトがありますね。彼女が冬服を着ているのもポイントです。

一方でピーターパーカーがふと部屋の中を見上げたときにドクター・ストレンジに似たキャラクターのハロウィンの飾りつけがありました。

別のシーンでピーターパーカーがTシャツを着ていることからしても少なくとも本作の中で時間が夏から冬まで過ぎ去っていることが分かり、ファーフロムホーム後から1年ぐらいの間のストーリーになることが予想できます。

悪魔

ヘイターたちが抗議をしているシーンでは、一人の男性が「Devil in disguise」と書かれたカードを持っていました。「Devil in disguise」は、エルビス・プレスリーの有名な曲名です。あなたは天使のように見えるけど、実は変装した悪魔だ、という歌詞の歌なのですが、無邪気な少年に見えるピーターパーカーが実は悪者だったと信じている人たちからすると、まるで変装した悪魔のように映るのでしょう。

また、悪魔というワードをここであえて使っているのは、マーベルコミックに登場する悪魔のキャラクター、メフィストが今後何かのタイミングで登場するのを暗示しているのではないかともいわれています。

実はその説はワンダヴィジョンでも、魔女のアガサ・ハークネスが登場した時点で、もしかするとアガサはメフィストの操り人形として出てきたのではないかと囁かれていたのです。

果たしてメフィストの登場はあるのでしょうか。

ダメージ・コントロール局

ピーターパーカーに手錠をかけ、尋問しているのは警察ではなく、よく見るとDODCと書かれた服を着たエージェントであることが分かります。

DODCではかつてトニー・スタークのスターク社とアメリカ政府が共同で設立した、超人たちによる被災地の後始末や整備、残されたヴィランの武装やビークルといったテクノロジーの回収・管理を行う機関のことです。

ちなみにスパイダーマンシリーズでは、ホームカミングでも同じくダメージ・コントロール局の職員が登場するシーンがありました。

デアデビル

尋問のシーンをよく見ると、ダメージ・コントロール局の職員以外にも白いシャツを着た男性の姿が映っています。なにやら男性は机に書類を叩くようにおいて怒鳴っている様子です。

この男性はおそらくデアデビルこと、マット・マードックである可能性が高いです。マット・マードックの職業は弁護士であること、そして以前からマット・マードックが本作に登場するのではないかといった噂がファンの間で浮上していたからです。

ちなみにマット・マードックはネットフリックス配信のドラマシリーズ・デアデビルに登場していて、現在のところマーベルシネマティックユニバースに含まれないキャラクターとなっています。しかしもしここでノーウェイホームに登場すれば夢のクロスオーバーが実現することになるのです。

迫りくる危険

ピーターパーカーがスパイダーマンであることが判明した結果、今後起こりうる出来事は彼のことをもともと知っている身内になんらかの危害が及ぶことでしょう。予告動画ではおばさんのメイ・パーカーまで尋問を受ける場面がありましたね。

また、メイ・パーカーとピーターパーカーが一緒にいるところに何者かが入ってくるシーンもありました。

また、親友のネッド・リーズ、恋心を寄せるMJ、そしてハッピー・ホーガンにまで危害が及ぶ可能性が高そうです。もともとピーターパーカーが周囲に正体を隠していたのは、こういう事態になることが想像できていたからでしょう。

ドクター・ストレンジ

そしてそんな状況を打破するべく、ピーターパーカーが会いに行ったのは魔術師のドクター・ストレンジのところです。

ドクター・ストレンジは呪文を使ってピーター・パーカーの正体を世間に忘れさせようというのです。しかしそれはMJとの思い出まで消えてしまうのと同じことでした。

実はこの下りは、コミック、スパイダーマン・ワンモアデイに登場する有名なシーンのひとつです。コミックでは流れ弾に当たったメイ・パーカーが今にも息を引き取ろうというときにピーターパーカーがドクター・ストレンジに頼み込み、なんとかしてもらおうとしますが、ドクター・ストレンジでもメイ・パーカーを救うことができませんでした。

そこでピーターパーカーは悪魔のメフィストに頼み、MJ(コミックでメリー・ジェーン)との結婚を帳消しにする代わりにおばさんの命を救うという取引をします。

最終的にピーターパーカーはメフィストの呪文によってメイ・パーカーの命を救うことができますが、その結果MJとは結婚できなくなってしまったのです。

このことからおそらく映画でもメイ・パーカーの身に命の危険が迫る一方で、やはり呪文のせいでMJとの関係は振り出しに戻ってしまうことになりそうですね。

アガモットの眼

ドクター・ストレンジの首元を見ると、彼のトレードマークともいえるネックレス、アガモットの眼がかけられているのが分かります。

アガモットの眼と言えば、その中にタイムストーンが埋め込まれていることで有名ですね。しかしドクター・ストレンジはそのタイムストームをインフィニティーウォーのときにサノスとの闘いで犠牲にしてしまったはずです。

それなのになぜドクター・ストレンジはアガモットの眼をいまだに着けているのでしょうか。ただのネックレスとして使っているだけなのか、なにか時間に関する謎が隠されているのかどっちなのでしょうか。

ウォンの行先

ドクター・ストレンジと共に登場するのが彼の右腕的な存在であるウォンです。ウォンはドクター・ストレンジにあの呪文は危険だから使ってはいけないと忠告し、空間移動を可能にするスリング・リングに中へと消えていきます。

ウォンが向かった先は、映画シャンチーの世界である可能性が高いです。というのもシャンチーの予告動画でウォンは、アボミネーションとケージの中で戦っているシーンがあるからです。

マルチユニバース

ドクター・ストレンジが呪文を唱えるシーンでは、複数のリングが浮かんでいるのが分かるかと思います。あれはドラマシリーズ、ロキで在り続ける者がマルチユニバースを説明したときにも同じようなリングを3つ重ねた場面がありました。つまり一つのリングが一つのユニバースを表現していると考えられそうですね。

そのことからもドクター・ストレンジの呪いが神聖時間軸を脅かし、複数の分岐時間軸を作り上げてしまうリスクがありそうです。

そしてその結果起こりうるのが分岐イベントです。ドクター・ストレンジはピーター・パーカーに「君は二つの人生を歩み始めている。このままだと危険だ」と言っていましたね。

また、予告動画の中ではドクター・ストレンジとスパイダーマンが格闘するシーンまであったりと、時空が歪んでしまったことで、MCUの世界がかなりカオスになりそうな予感がします。

ヴィラン

予告動画には実はたくさんのヴィランの影が映っていました。カミナリとト砂嵐が発生しているシーンでは、エレクトロとサンドマンの登場が暗示されています。ちなみにエレクトロはジェイミー・フォックス、サンドマンはトーマス・ヘイデン・チャーチが演じると言われています。

また、一瞬ですがピーターパーカーの背後に移る黒い影は、アメイジング・スパイダーマンに登場したヴィラン、リザードである可能性が高いです。

さらに複数の停車中の車の間を転がってくる緑色の爆弾に注目すると、あれが2002年公開のスパイダーマンに登場したノーマン・オズボーンことグリーン・ゴブリンの爆弾であることが分かります。

そして最後に登場するのはもちろんスパイダーマン2に出てきたアルフレッド・モリーナ演じるヴィラン、ドクター・オクトパスです。

ここで挙げただけでも5人のヴィランの登場が暗示されています。それもそのはずソニー・ピクチャーズは長年6人組のヴィランのチーム。シニスターシックスの映画製作を計画してきているからです。おそらく本作がその最初の一歩となりそうですね。

以上、スパイダーマン・ノーウェイホームについてでした。

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