テネットのニールの正体は○○!行動を徹底解説

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クリストファーノーラン監督のSF超大作テネットは、映画史上最も理解するのが難しい作品の一つといえるかもしれません。それだけ多くの謎に包まれており、鑑賞後も様々なシーンについて世界中のファンが議論しています。

そこでこの記事は本作の重要人物の一人であるニールの正体に迫っていきたいと思います。なお、ネタバレになりますので、まだ本編を見ていない人はくれぐれもスルーしてください。

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テネットにおけるニールの役割

あらゆる場面で主人公を手助けし、ストーリーの重要な鍵を握っていたのがニールですが、実際彼はどんな時間軸を進んでいたのでしょうか。

それを理解するのは、本作の中で度々話題になった時間の挟み撃ち作戦について理解する必要があります。

挟み撃ちとは通常、あるスペースにおいて文字通り挟むように敵を囲い、相手を追い込んでいく作戦のことを言います。

それがテネットにおいてはスペースの挟み撃ちではなく、時間の挟み撃ちという概念で使われていました。

時間の挟みうちとはあるグループが現在から未来へと時間の流れに沿って行動するのに対し、別のグループは未来から過去へと逆行して進み、未来で得た知識や情報を過去の人間に提供して、便宜を図るというものです。

テネットの組織が地球の滅亡を防ぐためにやっていたオペレーション自体がそもそも時間の挟み撃ちで、それに大きな役割を担っていたのがニールだったのです。

というのもニールは未来で主人公に雇われ、任務を果たすために過去に送られてきたからです。

未来から時間を逆行してはるばる過去にやってきたニールはすでに何が起こるかを知ったうえで主人公を助けていましたね。

最初にニールが主人公を助けたのはオペラハウスのときでした。そのときニールはバックパックにオレンジ色の紐のお守りのようなものをつけていましたね。

そして最後は自ら自分の身を呈して主人公をかばい、命がけで地球を救ったのがほかでもないニールだったのです。

ニールは時間のループを完成させるために全てを終えた後に自らまた地下へと降りて行き、セイターの手下に撃たれに行きました。なぜなら彼はそうなる運命にあり、一度起きた出来事は決して変えられないからです。

ちなみにニールが最後に言った、自分にとってはこれが美しい友情の終わりだよ、といったセリフは、不朽の名作カサブランカで、主人公のリック・ブレインが言ったセリフの引用です。リック・ブレインはテネットの主人公と同じように、「これが美しい友情の始まりだよ」と言いますが、これから死が待ち受けているニールからすると、あの瞬間が友情の終わりなのでした。

ニールはなぜ主人公を守ったのか

ではそもそもニールはなぜ命を懸けて主人公を守ったのでしょうか。それはニールの正体がほかでもない主人公が愛し、命を救った女性キャットの息子マックスだからです。

ニールは子供の頃に主人公と出会い、それから月日を経て主人公に雇われ、過去に送られてきたのです。

ニールが大学で物理を専攻したのも主人公の影響があったに違いないです。おそらく主人公は将来キャットと結婚し、ニールを我が子のように育てたのでしょう。そして命を救われたニールが今度は過去に戻って主人公の命を救ったのでした。

つまり二人は過去、現在、未来の中でお互いの命を救う無限ループの中で生きていたのです。

ニールがマックスである理由

ニールがマックスである理由の一つ、それは彼の名前にあります。マックスとはMAXIMILIENの略で、最後の四文字をひっくり返すとNIELになりますね。

また、ニールとマックスの髪の毛の色や髪質は同じでした。ちなみにニール役を演じた、ロバート・パティンソンはもともと金髪ではありませんが、この役のためにわざわざ髪の毛を染めています。もしニールがマックスではなければストーリー上ロバート・パティンソンが髪の毛を染める必要があるでしょうか。

物語の中で一番最初に主人公とニールが出会った場面をもう一度思い出してみましょう。ニールは主人公が仕事中にお酒を飲まないことを知って、あえてダイエットコークを頼みましたね。

注目したいのはその直前にニールが唐突に主人公に聞いたセリフです。あなたは子どもを人質に取りますか。女性ならどうですか? といった質問をしましたね。あれはもちろんキャットとマックスを暗示するものだったのです。

ニールのキャットに対する行動も今思えば理にかなっていましたね。キャットがセイターに撃たれた後、コンテナの中でキャットを一番献身的にケアしていたのがニールでした。もとはといえば主人公がキャットを救いたいという一心でオスロ空港にまで連れて行くことになったのにも関わらず、無関係ともいえるニールがキャットに注射をするなど、手当てに当たっていたのは、彼女が自分の母親だからに違いありません。

また、キャットも最後のオペレーションの前にニールはどこにいるの? 彼にお別れを言っておいてと主人公に聞いていましたね。あれもキャットは未来の自分の息子に対して親近感を感じていたからでしょう。

また、ロンドンに住んでいたキャットがずっとイギリス訛りの英語を話していたのに対し、ニールもまたイギリス英語を話していましたね。

さらにエストニアのカーチェイスシーンで、主人公はニールに対して、「お前はエストニア語が話せるんだろ」と言って無線を盗聴させようとするシーンがありましたね。

なぜニールがエストニア語を話せるかというと、それは父親のセイターがエストニア語を話せるからです。

以上、ニールの正体についてでした。

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