IT/イット “それ”が見えたら、終わりのあらすじを結末まで解説!

世界中で大ヒットを飛ばしたホラー映画「IT/イット “それ”が見えたら、終わり」。そのあらすじを結末まで詳しく紹介します。

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ジョージがペニーワイズと遭遇し、行方不明に

舞台は1988年10月、13歳のビル・デンブロウは7歳の弟ジョージと雨降りの日に家で過ごしていました。ビルが紙で船のおもちゃを作ってあげると、ジョージは大喜びで船を持って外に出かけていきます。

水溜りに船を浮かべると、船はものすごい勢いで水に流され道路の側溝を伝っていきます。ジョージは工事現場のバリケードに頭を打って転んでも、船を失くしたらお兄ちゃんをがっかりさせてしまうと思い、大急ぎで船の後を追いかけます。

やがて船は排水溝へと吸い込まれて行き、ジョージはなす術もなく、排水溝の中を覗き込みます。そんなジョージの前に突然ペニーワイズと名乗るピエロが現れます。

ジョージは怖くなって逃げ出そうとしますが、船を取り返すまでは帰るにも帰れません。ペニーワイズはジョージの恐怖心を取り除こうと話をして気を紛らわせようとしますが、ジョージが隙を見せた途端、彼の腕を引きちぎって、排水溝の中へと引きずり込んでしまうのでした。

ルーザーズクラブの結成

やがて夏がやってきます。学校でビルはリッチー、エディー、スタンリーなどのイケテないメンバーたちと行動を共にし、自分たちのことをルーザーズクラブと自虐的に呼んでいました。

そんな彼らをヘンリー・バウワーズを中心とした、いじめっこグループが目をつけていました。いじめっこグループは校門の前で彼らに暴力を振るおうとしますが、警察官がいたことでビルたちはなんとか解放されます。

ビルは学校から家に帰ると、地図を広げて弟ジョージの行方を探すのが日課になっていました。行方不明になってから8ヶ月が過ぎてもジョージはまだどこかで生きていると信じていたのです。父親からジョージのことは忘れろと言われてもビルは地図を分析するのを決してやめようとはしません。

一方、女子生徒のベバリー・マーシュはトイレに入っているところを他の女子生徒からゴミをかけられる、悪質ないじめに遭っていました。

ベバリーが校舎から出て行こうとすると、太っちょのベン・ハンスコムと遭遇します。気の弱いベンも太っていることを他の生徒たちから馬鹿にされ、嫌がらせに遭っているところでした。

そんなベンに対し、べバリーは優しく声をかけてあげます。ベンは瞬間恋に落ちてしまい、それからというもの彼女のことを思うといじめにも決してくじけなくなるのでした。

ペニーワイズの出現

ちょうどその頃、黒人の少年マイクは肉屋に肉の注文を届けようとしていました。肉屋のドアに近づくと、中からなにやら悲鳴が聞こえてきます。同時に煙と共に焦げあがった人の手が次々と飛び出してくるのでした。

マイクはドアの向こうにペニーワイズの姿を確認し、恐怖のあまり後ずさりします。するとそこを通りがかったいじめっこたちが乗った車に轢かれそうになります。

ラビの息子として育ったスタンリーもラビの教えを学んでいる最中、絵画の中の女に襲われます。突然、顔の崩れた女が絵画が飛び出し、スタンリーの後を追い回したのです。

一方、ベンが図書館で過去の新聞を調べていると、デリーの街では不可解な災害や子供の失踪事件が何世紀にも渡って起こっていることを突き止めます。事件の中には木の上で、行方不明の男の子の首が発見されるという奇妙な出来事まであります。

なんとこの街では27年周期で多くの子供たちが何者かによって連れ去られているのです。突然、ベンは何かに導かれるように図書館にある地下の部屋へと入っていきます。すると、首のない少年がベンの前に姿を現したのです。

ルーザーズクラブVSいじめっこグループ

家に帰るまでの道中、ベンはヘンリー・バウワーズらいじめっこたちに見つかってしまいます。橋の真ん中で囲まれ、抑えつけられたベンは助けを求めますが、通りがかった車は止まってくれず、走り去ってしまいます。

ナイフで腹を切られたベンは死に物狂いで抵抗し、橋の下を転がるように落ちていき、なんとかその場から逃げ出し、その後をいじめっこのパトリックが追いかけます。

その頃、ルーザーズクラブのビル、リッチー、エディー、スタンリーはジョージを探すために下水道の中を探検していました。

ちょうどそこにいじめっこたちから逃げてきたベンがやってきます。ベンの後から来たパトリックが下水道の中にベンを探しに行くと、赤い風船を目にします。そして行き止まりに追い詰められたパトリックの前にペニーワイズが現れ、彼を連れ去ってしまうのでした。

安らぎのひと時からペニーワイズが再び現る

ルーザーズクラブの男の子たちとべバリーは湖に飛び込み、安らぎのひと時を過ごします。そこでベンはデリーの町で起こる奇妙な事件の数々についてみんなに打ち明けます。

エディーは家に帰る途中、ネイボルト通りにボロボロの家があるのを見つけます。エディーはその家の庭で赤い風船を持ったペニーワイズと目が合ってしまいます。

べバリーが自宅で手紙を読んでいると、トイレからなにやら子供の声が聞こえてきます。どうやら声は洗面台から来ているようです。

洗面台を覗き込んだべバリーに突然髪の毛が絡みつき、シンクから大量の血が吹き出てきます。恐怖のどん底に陥ったべバリーのもとに父親が現れますが、彼にはなぜか大量の血は見えないようです。

ビルは家にいるとき、ずっとジョージのことが気になっていました。そんなときふとジョージに似た少年が彼の後ろを通ります。不審に思って影を追って地下まで行くと、そこは浸水していて、ジョージが水の中にビルを誘い込むのでした。

ビルが困惑していると、ジョージの姿はいつの間にかペニーワイズの姿に変わり、ビルはあと一歩のところでペニーワイズに捕まるところでした。

井戸小屋に突入

翌日、ルーザーズクラブのメンバーは黒人の少年マイクがいじめられている現場に遭遇します。マイクを助けるために石を拾っていじめっこたちに投げつけると、リーダーのヘンリーは気を失います。

7人になったルーザーズクラブのメンバーはそれぞれが体験した奇妙な出来事を語り合います。すると、次々とピエロの姿をしたペニーワイズを見た証言が飛び出します。

その後、ビルの家でデリーの地図を見ることになり、プロジェクターで地図を眺めていました。突如プロジェクターが勝手に動きだし、スクリーンにペニーワイズの姿が映ります。恐れをなした子供たちはその場から逃げ出します。

しかしこのまま逃げていてもしょうがないと思った7人はペニーワイズに立ち向かうことを決心します。そしてペニーワイズが生息していると考えられる、町外れの井戸小屋へと向かうのでした。

井戸小屋ではペニーワイズに襲われたエディーが床から落ちてしまい、腕を骨折してしまいます。それを見たエディーの母親がかんかん怒り、エディーをそれ以上友達と会わせないと言い出します。それがきっかけで仲間割れを始めた7人はしばし別行動を取るようになるのでした。

べバリーが行方不明に

べバリーは自分に異常な愛情を注げる父親を恐れていました。父親は彼女を束縛し、彼女を独占しようとしていました。

ある日、父親はついにべバリーに触れようと襲い掛かります。べバリーはトイレに逃げ込み、父親をトイレの蓋で殴り、殺してしまいます。その場から逃げようとしたべバリーの前にしかしペニーワイズが現れ、彼女を連れ去っていってしまいます。

べバリーまで行方不明になったことを知ったビルは、ルーザーズクラブのメンバーたちに集合をかけます。そして再び6人でべバリーを探すために井戸小屋へと入っていくのでした。家の中で井戸を見つけた6人はロープを使って地下へと降りていきます。

ところがマイクが降りようとしたとき、いじめっこのヘンリーが現れ、マイクと格闘に。力で抑え込まれそうになったマイクでしたが、最後はヘンリーを井戸の下へと突き落とし、なんとか無事に地下へと降りていきます。

地下道を進んでいくと、そこにはペニーワイズが誘拐した多くの子供たちが宙に浮かんでいました。その中にはべバリーの姿もあります。

子供たちはなんとか宙に浮いているべバリーを掴んで下ろします。そしてベンが彼女にキスをすると、べバリーは息を吹き返します。

続いて彼らの前に現れたのはジョージでした。しかしビルはジョージがジョージでないことに気づき、彼の頭を撃ち抜きます。

するとジョージの姿がペニーワイズになります。しかし子供たちはすっかり彼のことを恐れなくなっていました。子供の恐怖に漬け込むことができなくなったペニーワイズは子供たちに袋叩きに遭い、泣く泣く闇の奥へと退散していきます。

ルーザーズクラブの誓い

ペニーワイズとの戦いに勝利したルーザーズクラブのメンバーの夏ももう終わろうとしていました。デリーに27年周期でペニーワイズが現れることを考えると、まだ戦いが終わったとはどうしても思えませんでした。

そこで7人は血の誓いを立て、いつかまた”それ”が現れたら力を合わせて戦うことを約束し合います。そしてひとり、またひとりと家に帰って行くのでした。

最後に残ったのはビルとべバリー。ビルは立ち去ろうとするべバリーを止めて彼女にキスをします。こうしてビルのひと夏の思い出は淡い恋と共に終わりを告げるのでした。