映画ヴェノムのエンドロール後のラストシーンの意味と解説

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映画「ヴェノム」には本編の後におまけシーンが二つあります。一見無関係かのような二つの映像はマーヴェルユニバースにおいてどんな意味を持つのでしょうか。詳しく解説します。

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映画ヴェノムのおまけシーン1

ジャーナリストの仕事に復帰したエディ・ブロックは隔離されたサンクエンティン州立刑務所を訪れます。そこに収監されている極悪人にインタビューするためです。

厳重なセキュリティーが施された刑務所の通路を通り、エディ・ブロックは檻の中に手足の自由を奪われた囚人クレタス・カサディ(ウディ・ハレルソン)を見ます。

では一体このクレタス・カサディとは何者なんでしょうか。クレタス・カサディはマーベルコミックにおいてカーネイジと呼ばれるシンビオートが寄生する宿主のことで、いわばヴェノムの宿敵です。

コミックではエディ・ブロックとクレタス・カサディは同じ刑務所で時間を過ごした囚人同士という設定になっています。

クレタス・カサディはエディ・ブロックにこう告げます。

「俺が刑務所を出たらカーネイジが現れるだろう」

すでにクレタス・カサディにカーネイジが寄生しているかどうかは明らかになっていませんが、もし寄生しているとしたらライフ財団から逃げ出した一体のシンビオートがなんらかの理由で刑務所にいるクレタス・カサディの体に乗り移ったことが考えられます。

また、このシーンからヴェノムの続編が製作される可能性が非常に高いことが分かるかと思います。

ただ、ヴェノムの批評家の間の評価は非常に悪かったため続編の計画が中止になる可能性もなきにしもあらずです。果たしてヴェノムに続きはあるのでしょうか。

映画ヴェノムのおまけシーン2

二つ目のおまけシーンは珍しくアニメーションです。何を隠そうその主人公とは黒人のスパイダーマン、スパイダーバースです。

そもそも実写ではないし、ほとんどヴェノムの世界とは無関係ですが、もともとヴェノムがコミックにおいてスパイダーマンの敵役だったことを考えると、それほど無関係とはいえないかもしれません。

といっても二つ目のおまけシーンはあくまでも次回作「スパイダーマン: スパイダーバース」の宣伝でしかないですね。

いずれにしろソニーピクチャーズ制作のマーベルユニバースは今後さらに広がりを見せようとしています。

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