2016/06/04

ドラマ火花のあらすじと衝撃のラストのネタバレ

hibana

ネットフリックスで製作された人気小説の実写版「火花」。原作を読んでいない人のためにそのあらすじとネタバレを紹介します。

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ドラマ火花のあらすじ

ネットフリックスの特設サイトにもあるように、ドラマ「火花」は限りなく小説に忠実に描かれているようです。公式サイトのあらすじはこんな感じです。

売れない芸人の徳永は、熱海の花火大会で、先輩芸人である神谷と電撃的に出会い強く惹かれ、「弟子にして下さい」と申し出た。神谷は天才肌であり、また人間味に富んだ人物。「いいよ」という答えの条件は「俺の伝記を書く」こと。神谷も徳永に心を開き、二人は頻繁に会って、神谷は徳永に笑いの哲学を伝授しようとする。吉祥寺の街を歩きまわりさまざまな人間と触れ合うのだったが、やがて二人の歩む道は決定的に異なっていく。

徳永は少しずつ売れていき、その一方で、神谷は少しずつ損なわれていくのだった。そしてある日、神谷は徳永をはじめ関わるすべての人々の前から借金を抱えたまま姿を消してしまう。神谷のいない日々を淡々と過ごす徳永。そして一年後、二人は再会するのだったが。お笑いという賑々しい世界の周辺で生きる女性たちの姿や、芸人の世界の厳しさも描きながら、驚くべきストーリー展開を見せる芥川賞受賞作。

徳永と神谷の出会い

物語は若手芸人の徳永(林遣都)と4つの上の先輩芸人神谷(波岡一喜)の二人を軸にして進んでいきます。別々のコンビでお笑いをやっている二人は熱海の花火大会の同じ舞台で漫才をしたことがきっかけで知り合います。

その舞台で全く客を笑わせることができなかった徳永に対して、先輩の神谷は「仇を取ってやるからな」といって舞台に上がっていきます。そしてそこで神谷が見せた漫才が客に決して媚びずに自分のスタイルを貫く強烈な漫才だったために徳永は神谷に一目ぼれします。

二人はそのまま居酒屋で酒を飲み、そこで徳永は神谷に「弟子にしてください」と頼みます。対する神谷は「一つだけ条件がある、俺の伝記を書いてくれ」といって契りを交わすのでした。二人はそれから急接近し、機会があるたびに一緒に時間を過ごすことになります。

師弟関係の崩壊

師匠となった神谷は弟子の徳永にお笑いのいろはを教えていきます。お笑いとは何か、オリジナリティーとは何かといったことを熱く語ります。

お笑いにストイックで、強い思想を持つ神谷は自分にも他人にも厳しいからか、よく問題を起すようになります。素行の悪さはすぐに噂となって広がります。素質や才能は十分でもそういったことが徐々にファンの反応や芸人仲間たちにも影響が出てくるようになります。

お笑いライブをやれば優勝間違いないと思われていた神谷のコンビあほんだらは優勝を逃し、やがて徳永のコンビ、スパークスにも順位で抜かれるようになってしまいます。

スパークスは徐々に世間に認知されていくようになり、TVに出演することも多くなります。その一方であほんだらは売れないままの低迷期間が続きます。

そんな中、神谷は弟子の徳永のスタイルを真似ていくようになり、ついには髪の毛の色やファッションまで模倣してしまうのでした。それを見た徳永は師匠に失望し、二人の関係は崩壊していくのでした。

スパークスの解散

そんな中、ある日突然徳永はスパークスの相方である山下(好井まさお)に呼び出されます。山下はそこで彼女と結婚すること、相手の女性が双子の子供を妊娠していることを告げます。これから山下は子供を育てなくてはならない。それはつまり解散を意味しています。

せっかく世の中に認知し始め、期待の新人としてTVに出るようになったスパークスもラストライブの漫才を最後に活動に終止符を打ちます。最後は感動のフィナーレとなり、徳永は自分が漫才師になれたことを実感するのでした。同時に徳永はある種の達成感と、山下としか漫才はできないといった思いから、これを機に漫才師を引退します。

神谷の失踪

芸人を辞めた徳永は、不動産で普通の仕事をして暮らし始めます。ラストライブを見に来てくれた神谷に連絡をしようとしてもつながらず、仕事に没頭していると、ある日神谷が巨額の借金を負って、姿をくらましていることを知ります。神谷は芸人の仕事もすっぽかし、事務所にも何も伝えずに失踪したのです。あほんだらの相方大林(とろサーモン)によると借金の額は約1千万円とのこと。

衝撃のラストのネタバレ

しばらくして徳永に突然、神谷から連絡が入ります。久々に会った神谷に会った徳永はものすごい違和感を覚えます。これまでの経緯、1年も仕事を飛ばして事務所から解雇されたこと、自己破産したことなどを神谷は徳永に打ち明けます。そしてよく見ると、あろうことか神谷は胸にFカップになろうかというぐらいのシリコンを入れていたのです。

それを見た徳永は恐ろしさと、悔しさが入り混じった感情を抱き、屈折した神谷に対して強い憐憫と悲しみを感じるのでした。純真すぎる神谷が笑いのためにやったこと。しかしそれは世間ではもはや到底笑える行為ではありませんでした。

神谷は「徳永だったら笑ってくれると思って」と理解を求めますが、徳永ですらそれをきっぱり拒否します。全く笑えないことだと自分でも気づいた神谷は強い後悔と恐怖を抱きます。そしてその絶望ともいえる状況を前に二人はただただ涙を流すのでした。

二人は傷心のまま、昔を思い出すために熱海に温泉旅行に行きます。そこは二人が出会った場所。徳永が弟子志願をした居酒屋で酒を交わし、旅館に泊まって個室の温泉に入ったとき、神谷の大きな胸が露になります。神谷はそこで二人で井の頭公園で歌った歌を歌い、徳永は満月の空を見ながら平凡な奇跡を感じるのでした。

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