2016/11/25

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅のあらすじと解説

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ハリーポッターのスピンオフ最新シリーズとして世界中で注目されているのが「ファンタスティック・ビースト」。同シリーズでは一体どんな魔法が見られるのか。あらすじ、ストーリーを紹介します。



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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅の筋書き

魔法動物の調査のために世界中を旅していたニュート・スキャマンダーは1926年、魔法動物学の研究書『幻の動物とその生息地』を完成させると、アメリカのニューヨークに立ち寄る。

ニュートが、とある銀行の前を通りかかると、そこでは魔法族を絶滅に追い込もうと企む過激派集団、新セーレム慈善会のリーダー、メアリー・ルー・ベアボーンが魔女たちがいかにして人間界に生息しているかについて講演を行っていた。

そのときノーマジ(人間)のジェイコブ・コワルスキーが銀行でパン屋を開く融資を受けようと、ニュートの前を通りがかった。ジェイコブはニュートのトランクを蹴ってしまい、その弾みで中から魔法動物のニフラーが飛び出してしまう。

ニフラーは光るものに目がなく、銀行の中の金目のものを次々と物色していく。それを見て慌てたニュートは、ニフラーの後を追い、ついには金庫部屋まで開けてしまう。

これによってその場に一緒にいたジェイコブまでニュートと一緒に銀行強盗と間違えられ、警察に包囲されることになる。ニュートはなんとか魔法を使ってその場から逃げたものの、ジェイコブが彼のトランクを自分のと間違えて持ち去ってしまう。

銀行でニュートの魔法に気づいた魔女のティナは、ニュートに話しかけ、アメリカ合衆国魔法議会 (マクーザ)に連れていくことにするが、そこで二人はトランクが取り替えられていることに気づく。

大急ぎでジェイコブの家にたどりついたときには時すでに遅し。多くの魔法動物がトランクの中から逃げた後だった。街中に魔法動物が逃走したことで、魔法界も人間界もパニックに陥る。その責任を取るためにニュートとティナはアメリカ合衆国魔法議会 (マクーザ)から死刑を言い渡される。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの解説

1、大人たちの物語

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ハリー・ポッターシリーズはこれまで子供たちが主役の物語でしたが、最新シリーズは大人たちによる冒険アドベンチャーです。そのため「可愛らしさ」、「青春」、「アイデンティティーの追求」といった要素は半減することは間違いないです。

一方で大人の魔法使いや魔女の人生が子供たちとはどのように違うのか、彼らが魔法界、そして人間界でどのような状況に陥るのかにフォーカスされています。

また、大人の話だけにこれまで以上に恋愛の要素も絡んできます。ニュート・スキャマンダーはアメリカ人の魔女ティナと後に結婚することが分かっているのに対し、ティナの妹、クイーニー・ゴールドスタインと人間のジェイコブ・コワルスキーもまた恋に落ちるストーリーになっています。

2、舞台はアメリカ

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これまでのハリー・ポッターシリーズといえばイギリスが舞台でしたが、本作はアメリカがメイン。劇中では「ノーマジ」のようにアメリカ特有の魔法用語が使われているほか、イギリスの魔法界とはまた一味違った世界が広がっています。

例えば、イギリスの魔法使いの子供たちは、ホグワーツ魔法魔術学校に通うのに対し、アメリカの子供たちはイルヴァーモーニー魔法魔術学校に通います。また、イギリスの魔法界では通貨としてガリオンが使われるのに対して、アメリカの魔法界ではドラゴットが使われます。

また、イギリスでは魔法省があるのに対し、アメリカでは魔法議会(マクーザ)があったりと、それぞれ呼び方が違っているのが特徴です。

現実の世界でもなにかと比較される両国ですが、ハリー・ポッターにおいても両国の文化の違いが出ています。

3、時代背景はハリー・ポッターの70年前

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「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」はハリー・ポッターシリーズの70年前である1920年代を描いています。そのため、ハリーやハーマイオニーなどのキャラクターとニュートン・スキャマンダーがクロスオーバーする可能性は低そうです。

ニュートはハリー・ポッターシリーズに登場した魔女ルーナ・ラブグッドの義理の祖父という間柄ですが、彼とお馴染みのキャラクターたちが交わることは難しそうです。しかしながら3部作のどこかでアルバス・ダンブルドアが登場するのではないかといったことが噂されており、ファンにとっては嬉しいサプライズがあるかもしれません。

4、ノーマジ(人間)VS魔法使いの戦い?

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ハリーポッターの世界では、マグルといえば魔法が使えない普通の人々に対する侮辱的な意味合いも含んでいる呼び方ですが、アメリカではノーマジといった言葉が使われています。

ノーマジと魔法使いによる対立が本作の目玉のように宣伝されていますが、実は物語は終始魔法界内の問題を扱っています。人間の中で魔法使いに対して強く敵対しているのは、「第2のセーレム」を求める過激派組織、新セーレム慈善会ぐらいです。

新セーレム慈善会にしてもリーダーのマリー・ルーのインパクトは薄く、彼女の養子たちの中に魔法を使える子供がいることがストーリーが進むにつれて明らかになっていきます。

5、アメリカの歴史とリンクしている

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劇中で登場する「魔女狩り」のエピソードは実はアメリカで実際にあった出来事とリンクしています。1690年代にアメリカのマサチューセッツ州セイラム村で起きた一連の裁判がそれに当たります。

「セイラム魔女裁判」を呼ばれる同裁判は、200名近い村人が魔女として告発され、無実の人々が次々と処刑されていった事件で当時の出来事は集団心理の暴走の例として現在に至るまでたびたび引用されます。それが本シリーズでもストーリーのモチーフとなっています。

6、ノーマジ(マグル)がシリーズ初のメインキャラクターに

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ハリーポッターシリーズで初めて魔法が使えない普通の人間である、ジェイコブ・コワルスキーがメインキャラクターの一人として登場します。これまで魔法使いたちが主役だったストーリーもこれにより大きく方向転換しそうです。

ちなみにジェイコブ・コワルスキーは工場で働く、パン職人を夢見る普通の労働者。小太りで不器用でどん臭い彼はニュートと銀行で知り合い、ひょんなことから彼のトランクを持ち去ってしまいます。

魔法動物を逃がしてしまった張本人ということもあり、彼はその後、ニュートと行動を共にするようになります。

7、謎のトランクはハーマイオニーのハンドバッグと同じ?

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本作の鍵となるのはニュートが愛用する、何でも入るトランクじゃないでしょうか。危険な魔法動物も全て収納してしまうほどで、まるでトランクの中に別の世界があるようです。

実はこれハリーポッターシリーズでハーマイオニー・グレンジャーが使っていたビーズのハンドバックと同じ構造になっているのに気づいたでしょうか。おそらくニュートもハーマイオニーも同じ魔法を使って鞄に拡張機能を与えたのでしょう。

8、ニュートはニフラーを飼っている

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突き出た鼻、ふかふかの毛をした魔法動物といえばニフラー。、キラキラ光るものが大好きなだけに宝探しの名人として知られる魔法動物ですが、そんなニフラーをニュートは本作でペットのように扱っています。

ニフラーは温厚な魔法動物で、飼い主にもよく懐く習性があるだけにニュートがペットにするのも頷けます。しかしながら光輝くものに目がないために家の中のものも破壊してしまう欠点があり、本作でも銀行や宝石屋を荒らしていきます。

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